2010-01-01から1年間の記事一覧

興行師たちの映画史

興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史作者: 柳下毅一郎出版社/メーカー: 青土社発売日: 2003/12/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (47件) を見るとてもとても楽しく読みました。こういう話大好き。 勃興…

松嶋×町山 未公開映画を観るTV「Defamation」

政治的な意味では確かに番組史上いちばん危ないお話。ユダヤ差別利権…とでも言うのかな、ユダヤ差別をたてにあれこれ口を出してくる人たちに関して。この手の「○○差別利権」というのは、おそらく色々なところに発生していて、それは勿論利権狙いのゴロみたい…

評論の意義

本当に優れた第一次作品そのものは、それまでの作品への批評になってないとおかしい。「新しさ」とは今まであった何か全部を知らないと作れない。今まであったすべてを把握した上で、「今ここに新しいものが出来ました」という事の評価なわけ。評論の仕事っ…

「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」

銀座松屋にて開催中のゲゲゲ展行ってきました。初日に行ったんだけど混んでいました。中高年を中心に、大人ばかり。 コンセプトは水木入門編。もともとの水木ファンではなく、ゲゲゲの女房を見て水木しげるの興味を持った層向けという感じで。(実際、周囲の…

夏番組

普段は季節の変わり目に視聴予定の番組を列挙してる(番組開始日時のメモも兼ねて)のだけど、今回はタイミングを逃した。すでにほとんど始まってしまっている。

積みマンガ崩し開始。 そこまで溜まってないと思うけど…

侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!

EDではにかみながら若干ぎこちなく踊る殿様が可愛くて可愛くて可愛かったのでとても可愛かったです。あと殿様の衣装がVネックで鎖骨が見えるのと途中で川に落ちて髪の毛が真ん中分けになってたのも眼福でした。サムライワールドに飛ばされた時の千明も可愛か…

駅の乗り換え案内が途中で途切れていた

続きを探して柱をぐるっとまわってしまった。周囲も探したけど続きはなかった。どうしろというんだ。 いこう更生シリーズ*1見てたらふと思い出した。数年前の写真だけど、いい加減直ってるだろうか。 *1:いとうせいこうがtwitteでやってる。#itokosei

「くいいじ」

くいいじ 上巻作者: 安野モヨコ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/11/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 65回この商品を含むブログ (56件) を見るくいいじ 下巻作者: 安野モヨコ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/11/26メディア: 単行本購入:…

オチビサン

「今日はチョコへの愛を告白する日」 おっしゃる通りです。

同時代性と普遍性

中学生か高校生か忘れてしまったけど、まあとにかく私が制服を着ていた頃、朝日新聞の夕刊で(おそらく若者向けの)コラムコーナーがあった。週一か週二×数回(一ヶ月くらい?)の持ち回りで、だいたい芸能人やアーティスト、作家など。確かV6のイノッチの…

シンケンジャーの構成

丈瑠をそれぞれが(個人的な理由で)殿様と認め、一方丈瑠も殿として他の4人の命を預かる覚悟を決める、という展開を最初のクールであっさり消化し*1、さてこの後どうすんの、と思っていたらその後は案の定、割と小さな事件を消化する事に終始した訳です。…

ガーナチョコのCMは今年も百合仕様

さて今年もバレンタインの季節がやってきました。 ここ数年女子が女子にチョコをあげる、というCMを流しているガーナ。クリスマスのCMに男の子が加入したので、路線が変わったのかとがっかりしていましたが、バレンタインCMはしっかり百合仕様でござい…

色に関して

シンケンジャーでお姫様が真のレッドでした、という展開を見たときに「それだ!」と思ったんだよな。全然考えた事なかったけど女子レッドも「有り」だな、と。赤が最年少とか最弱というパターンは今までにもあるので(次の戦隊もそんな感じ?)*1その変型と…

侍戦隊シンケンジャー最終幕「侍戦隊永遠」

「侍」というコンセプトとテーマ 満足感と虚脱感に同時に襲われてどこから感想を書けばいいのか混乱しているのですが。テーマ的な部分に関しては、今まで個別回の感想に書いてきた事を引用しつつまとめてみる。 カジキの回もとても良かった。主役(殿様)の…

「文・堺雅人」

文・堺雅人作者: 堺雅人出版社/メーカー: 日本工業新聞社発売日: 2009/08/28メディア: 単行本購入: 30人 クリック: 289回この商品を含むブログ (76件) を見る思慮深く、文章がやわらかくうまく、誠実で、真面目で、寛容で、、、 感性と知性と体感とがバラン…

シンケンジャー寸劇と小林靖子作品における呼称の話

事態が収拾したのち、丈瑠以外の5人は薫をどう呼べばいいのか会議中だった。千明「もう姫じゃないしなあ」 ことは「殿さまのお母様だから奥様とか…」 千明「結婚した訳じゃねえから奥様はおかしいだろ」 源太「『丈ちゃん家のおばさん』って訳にもいかねえ…

シンケンジャー48幕「最後大決戦」

正しい!圧倒的に正しい!靖子さま天才です!!!! 嬉しいとか哀しいとか感情の種類は関係無く、感情が一定量超したり急激に動いたりした時に涙ってでるものだと思うんですよ。そして今回は「展開のすばらしさに感心して涙が出る」という状態に陥りました。…

そして生活は続く

そして生活はつづく作者: 星野源出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/09/17メディア: 単行本購入: 16人 クリック: 350回この商品を含むブログ (68件) を見る内容(エピソード)も面白いし、文章の温度もすごく内容に合っているし、とても面白かった…

シンケンジャー47幕「絆」

最初から最後まで素晴らしかった。 良かった台詞書き出してたらキリがないくらい、殿と4人のやり取りの台詞すべてが深く、胸に突き刺さる。*1役者の演技もとても良かった!基本やり過ぎ感のある十臓さんも今回ばかりは最期に相応しい迫力が普通に良く、丈瑠…

シンケンジャー46幕決戦大勝負

戦えそれだけだという十臓、それに縋る様な殿様、殿はそれだけではないはずという爺。殿の元へ走る三人と、残って苦しむ流さん。この局面で一番、役目と感情に引き裂かれるのは役割意識の強い流さんという事をみな分かっているから、誰も残る流さんに無理強…

シンケンジャー45幕 影武者

殿様は本来の殿様ではありませんでした、というのは最初から丹念に伏線がはってあったので予想の範囲内とはいえ、まさか本来の「十八代目」が女の子もってくるとは!*1お姫様可愛いね〜。松澤さんも素敵。「CMのあとみんなで一緒に歌を唄おう!」後にもう…