シンケンジャー第十四幕

持ち回りで各脚本や演出の差を楽しむのも特撮の味だと思いつつ、ちょっと個人的には厳しい回でした。取りあえず靖子にゃんだったらゲストとはいえああいう描写はしないだろうなーと思いつつ見ていた*1。そこはまあ個性だとしても、殿様や流之介の物事の優先順位がちょっとおかしかったですね。実際の戦闘にしゃしゃり出られたら問答無用で排除するのが殿様だろうし。あと百合分が足りない。重大なことなのでもう一度言う。百合分が足りない!

特撮に限らないけど、脚本家とPとか監督が共同で話を作る場合、どういうやり方でエピソードや展開が決まるのかな、とか不思議なんですよ。決まったやり方がある訳じゃなくて、そういう所*2も作品によって違うんだろうけど。今回採用されたものと今までの齟齬から想像するに、今作の良さ*3の大部分を小林靖子が担ってる感触がします。まあ、しばらく別の人が続くみたいだからその辺も追求していこう。繰り返しになるけど、多少バラけるのも長丁場のテレビシリーズの宿命で、楽しみの一つでもあるだろうしね。

*1:基本的に役に立たない人出さないからなー

*2:一人で決めちゃうとか、話し合って決めるとか

*3:少なくとも私が気に入ってる部分